2013年9月22日日曜日

Mon histoire (3)

Le Chemin de Paris  - 1789 Les Amants de la Bastille  ~パリへの道 - 1789鑑賞~

熱に浮かされていた、と言えばそうなのかもしれない。
普段の自分だったら「どうした自分?」ととりあえず思いとどまっていたと思う。
でも、思い立ったが吉日。行ってしまえと思った。

調べていた10月末時点では、まだプレミアが始まったばかり(2012/09/29に初日)で、youtubeの映像自体それほど出回っておらず、CDも日本ではちょうど在庫切れという状況だったので、実は、ミュージカルの話の筋はかなり謎のままの出発だった。(フランス語初心者の自分では情報収集もかなり限界があった。)

※2013年11月現在、iTunesで2013年に追加された新曲も含めた再演記念盤のアルバムが購入できます。28曲フルに入っています。(ただし、新曲以外の歌は、降板した歌手の人たちの音源も含めてそのまま使用されている模様。。。)。https://itunes.apple.com/jp/artist/1789-les-amants-de-la-bastille/id503845320?trackPage=1#trackPageずっとネット上で購入できなかったので、感慨深い…。

※DVDもAmazon.fr経由で買えます(まだ日本サイトでは買えない模様。。。2013年12月現在)。
http://www.amazon.fr/1789-amants-Bastille-Louis-Delort/dp/B00ED1ZYM6/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1386469487&sr=8-1&keywords=1789+les+amants+de+la+bastille


ただ、どうやら、フランス革命中の農民(一般ピープルw)と貴族の女性の恋愛物っぽい、ということだけはわかっていた。

そして、Wikiを読んでいたら(今見たら、該当部分が削除されていたけど…。)、どうやら主役がプレミア直前に降板が決まり、ひと悶着あった模様で、若干心配ではあったけれど、パリで観劇というだけで自分はわくわくしていたのでそれほどそのことについては、気にならなかった。

フランス語が理解できないことを見越して、日本で、2回分の公演のチケットを購入する。1回目は全体を見渡せる真ん中あたりの席で。2回目は、前から3番目の舞台が間近に見える席で。これが、結局かなりよい選択だったと後から思った。
           
最終的な配役は以下のとおり。主演はThe VoiceのファイナリストだったLouis Delortに変更になり(大分若返ったw)、Mathieuは、officier(将校)に役代わりした。。。歌う曲もソロ曲は1曲とかなり脇役に格下げ。。。プロモ時と本物の舞台のときとでは衣装もかなり変更されているようだった。

Mathieu Carnot (マチュー・カルノー。Comte de Payrol役)、
Roxane Le Texier (ロクサーヌ・ル・テキシエ。マリー・アントワネット役。彼女だけベルギー人。)、
Sebastien Agius(セバスチャン・アジウス。ロベスピエール役、そういえば、彼も当初はバイイとしてクレジットされてました。)、
Camille Lou(カミーユ・ルゥ。Olympe(オランプ)役。マリー・アントワネットの子供の家庭教師)、
Louis Delort(ルイ・デロール。Ronan(ロナン)役。農民、革命家。)、
David Ban (ダヴィド・バン。ダントン役。劇とは関係ないけど、ローラン・バンの弟さん。)、
Nathalia (ナタリア。Solene(ソレーヌ)役。Ronanの姉or妹。いろいろあって、娼婦になっている。)、
Rod Janois (ロッド・ジャノワ。カミーユ・デムーラン役。彼は作曲も手がけてます。)。

実は、プロデューサーのAlbertさん、Mozart L'Opera Rockの日本公演のとき、来日していたらしい。FBに写真が載っており、えー!と私なりました。しかも@シアターオーブ。お会いしたかったです。。。


で、当日、ドキドキしながら初パリでのミュージカル鑑賞をする。

 

 会場のPalais des Sports 。写真奥のドーム。



 
幕が開く前は、プロジェクターでこのようにちょっと古い感じの映像が映し出されていて、すでに18世紀の世界観ができあがっている。

チャイムが鳴って、まず、音楽と共に物語の背景が結構長い間幕に映し出される。
そして、開幕。

目の前には、Youtubeで見たMathieuやLouisが、本当にいる!!!この現実感のなさは、何なのだろう…。としばし、感動に浸る。。。(映像は2回目の舞台間近の席から撮ったもの。)

※撮影ですが、この劇場(というかこの作品)に関しては、放任(黙認)でした(少なくとも私が見たときは注意されている人は見かけませんでした。)。。。周りの観客もごくごく普通にデジカメやビデオカメラを取り出し撮影していました(もちろん、フラッシュは禁止。→DVD撮影のときに、プロデューサーの方も注意事項としておっしゃってました。)。実際、youtubeには劇場で撮影した映像がわんさか出回っています…。そして、これは私がSNS等をずっと追っかけてきての想像ですが、、、こういう大型のミュージカルでは情報を敢えて「オープン」にして口コミを広める、ということを「戦略」として使っているような気がします。。。観客「巻き込み」大作戦。ですが、劇場によってルールは違うと思いますし、どこでも撮影可というわけではないと思いますので、そのあたりご理解いただけると幸いです。






そして、舞台は予想通り圧巻。華麗なプロジェクターの演出(大がかりなセットはもちろん出てくるけど、光でこれだけのことができるんだ…、としばし唖然(いい意味で。)。)、一糸乱れぬ群舞、若くて才能ある歌手たちの歌、鮮やかな衣装やヘアメイク、素晴らしいとしか言いようがないショーだった。

※※注:下記映像、エンディングのネタバレあり!※※


しかし、1回目は、予想通り、フランス語がわからなすぎて、いつの間にか、え??もう終わり?!みたいな感じで終わってしまい、かなり感動(というか悲痛。。。)の終わり方のはずなのに、あっけに取られたまま終わってしまった(苦笑)。

2回目は、話の筋も大まかな流れはわかっているので、セリフをがんばって聞き取ろう(といっても結局初級者にはハードルが高すぎて、ほぼ追えていなかったけれど。)という若干の心の余裕も生まれ、ミュージカルをちゃんと楽しむことができた。また、席が舞台から間近ということもあり、ダンサーやシンガーの息遣いまで感じられて、迫力満点だった(ただ、席が舞台に近すぎて、プロジェクターの演出等は、実はこの席ではあまりよく見えないことがわかった。)。

うっかりパンフも買ってしまい、クリスマスセールでディスカウントになっていた1789のCDも無事Getし(ついでに日本で買えなかったR&JのCDも買った。)、大満足して、日本に帰国。

1789のパンフ。
パンフ文化は日本特有のものかと思っていましたが、
別にそういうわけではないんですね(笑)
このパンフかなりしっかりしていて読みごたえもあります。


※この時のパリ旅行のことについては、http://4travel.jp/traveler/nijntjenijntje/に旅行記としてまとめてあります。ご興味があればご覧ください。ミュージカルのこともちょっと触れています。

満足して日本に帰ったものの、内容(特にセリフやジョーク)が、実は、大まかにしかわからず、それが実はかなり残念&悔しかった。というわけで、この遠征をきっかけにもっとちゃんとフランス語を勉強して、理解しよう。。。とフランス語勉強への思いを新たにした。

また、1789に出演していたシンガー達の情報発信(FBやTwitter)はもちろんフランス語なので、そういうのを理解するという上でもフランス語の上達の必要性を感じるようになった。

語学の上達の秘訣は「必要性」や「目的意識」とやはりこれも大学の授業で習った気がするけれど、卒業から大分経った今、まさにそれを感じることになった。確かに、好きこそものの上手なれということもあるけれど(自分の場合、英語はそうだった。)それでも、単に「好き」というだけではなくて、「必要性」や「目標」という要素ほど人を突き動かすものはやはりないと思う。

さらに、自分の場合、一応、仕事にもマイナスにはならない、というボーナスもついていたので(一応、こっちで食べさせていただいているので、表向きの一番の理由はこっち。。。)、これもある意味目的意識の一つになっていると思う。

実は、1789に旅立つ前に 日本でNotre Dame de Paris(NDP)の公演が年明け(2013年)に行われることを知り、とりあえず、席だけ年内に確保。NDPは、フレンチミュージカルの歴史において外すことのできない演目だということは知っていたので、英語公演かよ、、、とブツブツ言いつつもやはりこれは見なければ、と思い、結局行くことにする。

ただ、1789があまりにすごすぎて、正直(again)期待値はそれほど高くはなかった(苦笑)。

(4)につづく… 

ちなみに、今年(2013年)も11月から1789は再演がありますが、メンバーも数名チェンジして、新曲とかも加わるようです。前列真ん中にいる方は舞台の総指揮を取っているGiuliano Peparini(ジュリアーノ・ペッパリーニ)さん。名前からもわかるようにイタリアの方ですが、この方、R&J(2013年)のイタリア版でも総指揮を取っているようです。R&Jのイタリア版を見ていたら、彼が挨拶しているのが映っていて、世界は狭いな。。。と思いました。


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